2026年2月21日土曜日

速報:2026年度コネクションズ・ノース(カナダ)ウォーゲーミング会議プログラム決定!(Breaking News: Connections North 2026 Wargaming Conference Programme Now Available!)

 速報

2026年度コネクションズ・ノース(カナダ)ウォーゲーミング会議プログラム決定!

(Connections North 2026 Wargaming Conference Programme Now Available!) 


 既に日程をお知らせしたコネクションズ・ノース(カナダ)のプログラムが公表されました。

  • 日時:2026年3月14日
  • 場所:National Capital Region Officers’ Mess, Ottawa
  • 主題:(War)gaming Canadian Security in an Era of Strategic Uncertainty
  • プログラム:こちらをどうぞ。


 1日の会議です。是非ご参加下さい。


 ご参考迄

 

(了)


2026年2月20日金曜日

速報・論考紹介:「戦略が紙面を離れる時 なぜウォーゲーミングは今なお重要なのか」(WHEN STRATEGY LEAVES THE PAGE: WHY WARGAMING STILL MATTERS)

 速報・論考紹介

「戦略が紙面を離れる時

なぜウォーゲーミングは今なお重要なのか」

“WHEN STRATEGY LEAVES THE PAGE: WHY WARGAMING STILL MATTERS”


 米陸軍大学のウォーゲーミング・ディレクターを務める現役海軍大佐による、“WHEN STRATEGY LEAVES THE PAGE: WHY WARGAMING STILL MATTERSを紹介します。本稿は、軍事専門教育(PME)において執筆による論理的思考の整理とウォーゲーミングによる実効性の検証を組み合わせることの重要性を説いています。

本稿はWar on the Rocks誌に219日付けで掲載されています。

 

要旨

 書面上の戦略は論理的に完璧であっても、現実の不確実性や、適応し抵抗する「思考する敵(thinking opponent)」の存在までは再現できない。ウォーゲーミングは、予測不能な摩擦や決断に伴う責任を疑似体験させることで、リーダーの判断力を磨く。優れた戦略的リーダーを育成するためには、執筆とウォーゲーミングを相補的な教育プロセスとして統合すべきである。

  • 執筆は思考を規律化し、複雑な概念を明確にするために不可欠だが、著者の想定が崩れない「管理された環境」での作業に留まるという限界がある。
  • 不完全な情報、時間的制約、そして「思考する敵」による抵抗を導入することで、書面上の理論が現実の摩擦に耐えうるかを厳格に検証する。
  • 戦略的リーダーシップの本質は「文学的な演習」ではなく、圧力を受ける中での「意思決定の演習」であり、その能力は行動と結果を通じてのみ養われる。
  • 第二次世界大戦前の米海軍大学校の例が示すように、ウォーゲーミングの目的は結果の予測ではなく、実戦で通用する「戦略的判断力」を事前に養うことにある。
  • ウォーゲーミングを単なる補助的な教育手法ではなく、判断力と適応力を証明するための「専門的能力(コンピテンシー)」として扱うべきである。
  • 執筆で構想を形作り、ゲームでその実行可能性を試すという相互のプロセスこそが、説明能力と行動力を兼ね備えたリーダーを育成する

 

 ご参考迄

 

(了)


2026年2月13日金曜日

速報:2026年度米コネクションズ・ウォーゲーミング会議開催日等決定!(Breadking News: US Connections Wargaming Conference 2026 Call for Presentations!)

 速報

2026年度米コネクションズ・ウォーゲーミング会議 開催日・場所・テーマ決定!

(US Connections Wargaming Conference 2026 Call for Presentations!)

 
 今年の米コネクションズ・ウォーゲーミング会議は以下の要領で開催されます。

  • 期間:2026年6月23日~25日
  • 場所:The Naval Postgraduate School, Monterey, CA
  • 主題:Wargaming Beyond Boundaries: Embracing Innovation(限界なきウォーゲーミング:イノベーションをどう活かすか?)
  • 発表案:募集中(締め切り日は3月31日

 例の如く、主題に拘らず自由な発表案を募集中の由。詳しくはこちらで。

 ご参考迄

(了)

2026年2月4日水曜日

続報:コネクションズ・オンライン2026 ウォーゲーミング会議発表募集開始!(Connections News: Connections Online 2026 Call for Proposals/Presentations!)

 続報

コネクションズ・オンライン2026ウォーゲーミング会議発表募集開始!

(Connections Online 2026 Call for Proposals/Presentations!)


 既報のコネクションズ・オンライン2026が発表の募集を開始しました。

日時:2026年4月20日~25日
主題:「ソフトファクター」をいかに扱うか(Wargaming Soft Factors)
投稿についての連絡先:connectionsonlinehq@gmail.com

案内文要訳(再掲)
 ウォーゲーミングでは伝統的に、「ハードファクター」、即ち、移動速度、火力スコア、貫通力といったキネティックな要素に焦点が当てられてきた。しかし、全てのウォーゲーマー、特にプロのウォーゲーマーたちは、これらの要素以外にも多くの「ソフトファクター」があることを理解している。指揮統制、士気、さらには認知等。これらの要素は非常に重要だが、軽視されがちだ。
 そこで、Connections Online 2026では、ウォーゲーミングにおける「ソフトファクター」を探求する。


 コネクションズ・オンラインについてはこちらにて。

(了)

2026年2月1日日曜日

速報:"The 2026 Assises Françaises d’Étude du Wargaming"(フランス版コネクションズ・ウォーゲーミング会議 ?)日程決定!(Breaking News: The 2026 Assises Françaises d’Étude du Wargaming Will be Held in April)

 速報

"The 2026 Assises Françaises d’Étude du Wargaming" (フランス版コネクションズ・ウォーゲーミング会議?)日程決定!

(The 2026 Assises Françaises d’Étude du Wargaming Will be Held in April)


 フランス版コネクションズ・ウォーゲーミング会議ともいうべき Assises Françaises d’Étude du Wargaming の今年の会議開催日程及びテーマが公表されました。

期間:2026年4月22日~23日
場所:リオン(Lyon)
テーマ:不確実性とウォーゲーム

内容の簡単な紹介:
 3回フランスウォーゲーム研究会議では、ウォーゲームの実践がいかに不確実な状況下での意思決定を支援し、備えとなるかを主要な論点とします。

  • 複合的危機の連鎖と不確実性:金融、地政学、環境、情報などの諸危機は相互に補強し合っており、それが予測不能な不確実性を生み出している。
  • 社会システムの脆弱性:グローバルな相互接続と情報の加速により、現代社会はわずかな破壊に対しても非常に敏感で脆い構造となっている。
  • 意思決定ツールの再考:不確実性が社会のあらゆる層に影響を及ぼす中、従来の意思決定手法や「良い判断」の基準が現在も有効であるかが問われている。

 論文投稿と出版の機会があるようですが、
詳細についてはこちらで。

  • Wargaming as a Strategic Response: The conference examines how wargaming practices can help leaders proactively reduce uncertainty or build the necessary resilience to navigate it.
  • Interconnected Polycrisis: Modern crises—financial, geopolitical, environmental, and informational—are no longer isolated events; they are deeply intertwined and mutually reinforcing.
  • Systemic Vulnerability: The structural coupling of global systems and the accelerated flow of capital and data make modern societies hypersensitive to localized disruptions.
  • The Universalization of Uncertainty: Strategic decision-making under uncertainty has shifted from a niche concern of military and corporate elites to a universal challenge facing both public and private actors.
  • Rethinking Decision-Support Tools: In the face of systemic crises, traditional metrics for "good judgment" are being questioned, necessitating a re-evaluation of existing decision-making frameworks.


 ご参考迄

(了)



2026年1月25日日曜日

ウォーゲーム報告紹介:「台湾デジタル封鎖ウォーゲーム」報告書(米海軍大学(NWC/CIPI))(Wargame Report: Taiwan Resilience Project Digital Blockade Report by NWC/CIPI)

 ウォーゲーム報告紹介

「台湾デジタル封鎖ウォーゲーム」報告書(公開版)(米海軍大学(NWC/CIPI))

Wargame Report: Taiwan Resilience Project Digital Blockade Report by NWC/CIPI


 米海軍大学(NWC)の研究者による「台湾デジタル封鎖ウォーゲーム」の報告書(Taiwan Resilience Project Digital Blockade Reportをご紹介します。勿論、公開版(UNCLACIFIED)です。
 また、同ゲームに関するYoutube動画もあります。

  • Authored by: Jason Vogt & Nina Kollars
  • Edited by: Dan Grobarcik
  • Principal Investigators: Jason Vogt, Nina Kollars & Michael Poznansky
  • Additional Game Team Members: Ed McGrady, Tiffany Tat, Stephanie Helm, Nick Henerson, Erik Whitworth

 

概要:

台湾デジタル封鎖ウォーゲームは、中華人民共和国(PRC)との紛争が生じた場合に備え、台湾の情報通信技術(ICT)のレジリエンス(回復力)を向上させる手法を探るものである。このウォーゲームは、米国海軍大学のサイバー・イノベーション政策研究所(CIPI)が実施する研究イニシアチブ「台湾レジリエンス・プロジェクト」の一環であり、台湾のICTセキュリティと運用の理解及び改善に焦点を当てている。「台湾デジタル封鎖ウォーゲーム」は、台湾有事のシナリオにおいて、民間部門や国内の重要インフラ計画担当者が活用し得る多様な能力について、知識の空白を埋めるべく設計された。

20248月、世界最大級のサイバーセキュリティ会議である「Black Hat」と「DEF CON」の開催に合わせて、ネバダ州ラスベガスで2回のゲームが実施された。参加した27名のプレーヤーは、サイバーセキュリティ、産業制御システム、データセンター運用、脅威インテリジェンス、海底ケーブルシステム、および政府関係の背景を持つ来場者から事前に募集された。

このウォーゲームは、「インフラ」「サイバーセキュリティ」「復旧」という3つの領域において、台湾のICTレジリエンス向上に役立つ提言を導き出すよう設計された。全体として、プレーヤーは一連の解決策と戦略的アプローチを考案した。記録係は65項目の提言を特定し、そのうちの70%ICTまたは電力インフラの購入や改善に関連するものであった。サイバーセキュリティのみに特化した提言はたった10%で、ソフトウェアや暗号技術を用いた通信セキュリティの強化に重点が置かれた。残りの20%は復旧に関する提言であり、システムの稼働を維持するための「重要交換部品」の備蓄や、台湾市民の技術的スキルの向上に焦点が当てられた。

また、人材育成について、市民向け訓練や「エリート市民サイバー部隊」が提案されたが、コストの不確実性や市民の参加意欲が課題として残る。

今後は、「中央集権」「分散」「内部」という3つの戦略案を特定するとともに、台湾の財政・政治的現実に基づき、各戦略の有効性をさらに検証する必要がある。(以上)


 「本報告書で示される見解は執筆者のものであり、米政府・国防省の公式な立場を反映するものではない」としていますが、公開版でも一般に入手可能となったことは、有難いことです。時宜にも適うと思料します。

 ご参考迄


(了)


2026年1月24日土曜日

速報 Tim Priceの最新マトリクス・ゲーム 「AFTERMATH-ベネズエラ、今後は?」(Breaking News: Tim Price Matrix Game "AFTERMATH" on Venezuela)

 速報
Tim Priceの最新マトリクス・ゲーム
AFTERMATH-ベネズエラ、今後は?」
(Breaking News: Tim Price Matrix Game "AFTERMATH" on Venezuela

  伝説的ウォーゲーミング・プロである Tim Price が制作した最新マトリクス・ゲーム「AFTERMATH What Next for Venezuela?」をご紹介します。アクセス先は例の如くPaximsです。
 
 有効活用しませう!
 
 ご参考迄
 
(了)

速報:2026年度コネクションズ・ノース(カナダ)ウォーゲーミング会議プログラム決定!(Breaking News: Connections North 2026 Wargaming Conference Programme Now Available!)

  速報 2026年度コネクションズ・ノース(カナダ)ウォーゲーミング会議プログラム決定! (Connections North 2026 Wargaming Conference Programme Now Available!)   既に日程をお知らせしたコネクションズ・ノー...