新年初ウォーゲーム:Olympic & Coronet作戦(Decision Games)
昨年米国の友人と対面でやる予定であったが、結局できなかった "Operations Olympic & Coronet: The Planned Invasion of Japan" (Deision Games) を元日に一人プレーした。コンピュータ版もあるが、やはりziplock版でやる方が本ブログ筆者の性に合う。デフォルトでソリティアなのが有難い。しかし、今年こそは米国の友人とやりたいものだ。
ちなみに、Olympic & Coronet作戦(一般的にはDownfall作戦として知られている)は日本に原爆が投下されなかった場合(又は投下後も日本がポツダム宣言を受諾しなかった場合)の連合軍の対日上陸作戦である。本ブログ筆者がこれら作戦の詳細を知ったのは英国ロンドンのRUSIで RUSI Journal について史的調査を行っていた時である。当時、RUSIが日本を19世紀以来どのように分析してきたのかという観点から調査しており、偶然、1947年に同ジャーナルに掲載されたMartin
Halliwellによる ‘The Projected Assault on Japan’という記事で詳細を知ることができた。
日本の史学、特に戦史研究では反実仮想アプローチは不人気と聞くが、実際は行われなかった対日上陸作戦をシミュレーション/ゲームにしてしまうのは、さすが米国である。在庫もコンピュータ版もあるので、興味のある方は試してみては。多くの気づきが得られるであろう。
(了)
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